2007年 03月 21日

++ウミウシ探索隊++神奈川県足柄下郡真鶴町岩

2007.3.21 神奈川県足柄下郡真鶴町岩

春分の日、田口教育研究所主催の勉強会に参加してきました。
場所は、真鶴にある横浜国立大学の真鶴理科実習場です。

春のサイエンス勉強会 親子・教員も楽しめる
 ~潮だまりで海辺の生物を観察・採取してみよう~
http://homepage2.nifty.com/taguchi-ken/

10時集合。説明、注意点を聞き、磯観察開始。
中潮、ボトムは12:10、24.2cmと磯観察には絶好の
潮の引き具合です。磯は、東伊豆と近いような感じです。
ゴロタ石は少なく、大きく、滑りやすく、なかなかしんどい
探索でした。大きなアメフラシが沢山いました。

ウミウシの成果は・・・アメフラシ多数、ミドリアメフラシ、クロヘリアメフラシ、
オカダウミウシ、ブドウガイ、アリモウミウシ、ヤマトウミウシでした。
また、他に参加されている方で、チシオウミウシ1個体、ビワガタナメクジ
を3個体見つけていました。
ビワガタウミウシは初。写真を撮らせてもらいました。

午後からは、実験室に入り、バフンウニの受精実験。5本の葉を取り除き、
塩化カリウムを投与して、筋肉収縮を起こさせ、精子と卵子を取り出します。
テレビに接続された顕微鏡で受精~細胞分裂まで見せてもらえました。
卵子に精子をかけ、受精すると卵子に膜が出来ます。(これ以上精子が入り
込まないように)その後、一時間程すると細胞が2つに分裂します。
テレビなどの早回しを見るのと違い、実験に立会い、ライブで体感するのは、
とても良いものだなあと、つくづく思いました。

ウニの中でも、もっとも美味しいのはエゾバフンウニだそうです。
その後、ムラサキウニを割って食べさせてもらいました。
ちゃんとウニの味がしましたね~。また、他に磯で採れたナマコや
タコも食しました。

アワビの交互にズレながら歩くところや、エビの複眼(ミラーボール
そっくり!)を見せてもらったりもしました。

もう一人の先生のご紹介の時に、’いろいろ訊ねられても分からないこと
もありますので・・・、知っていても知らないというかもしれません。
自分で興味を持ち、調べることも重要です’と仰っていました。
なるほど、確かにそうですよね~。どうして?なぜなんだろう?
という好奇心を持ち、自分でそれを知ろうとする事はとても大事です。

また、田口さんも、’生物学は、子供から大人まで楽しめる唯一の
サイエンスだ’と仰っていました。
不登校・高校中退者・ひきこもり・いじめ・発達障害(LD・ADHD他)のための
相談機関としても活躍されているとの事。
これからも生物学を通じて、子供たちを指導していってもらいたいと
思います。

家族連れのグループ、生物学の教師の方などが参加されていました。
いつものウミウシ探索と違い、いろいろな方々と出会え、kucha共々
楽しいひと時を過ごせました。

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ビワガタナメクジ

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ビワガタナメクジ

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バフンウニの受精卵。2分割したところ。

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ムラサキウニ・・・ちゃんとウニの味がしました。
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by sea-slug | 2007-03-21 20:13 | ウミウシ探索日記 | Comments(0)


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