+++kouchaとpawのウミウシ探索隊(主に三浦半島の海・磯観察日記)+++

umiusi.exblog.jp
ブログトップ

<   2007年 08月 ( 2 )   > この月の画像一覧


2007年 08月 25日

++ウミウシ探索隊++神奈川県横須賀市長井 新宿

2007.8.25 ++ウミウシ探索隊++神奈川県横須賀市長井 新宿

前回に引き続きホームグラウンド、新宿でウミウシ探索を行いました。
アデヤカミノウミウシを見つけてから、その当たりの浅場が
どうしても気になって仕方なかったので^^

潮のボトムは、小和田湾 09:08 22.4cm。
ボトムの時間が早かったので、06:30頃出発、
08:30頃よりシュノーケリングで探索開始しました。

前回に引き続きムカデミノウミウシは、大量発生していました。
至る所にゴロゴロいます。クロスジアメフラシ数個体、コノハミドリガイ2個体
と、秋の気配を感じさせます。魚たちも多く、死滅回遊魚(季節来遊魚・無効分散)
チョウチョウウオも見られました。お腹の大きなニシキベラも^^

水深50cm程の岩壁で鮮やかなワイン色の物体を発見。
ヤドカリにくっ付いていましたが、ヤドカリが動いていくと分離しました。
何だろうと思い捕らえて、マスクの中に水を入れて観察していると、
触角が出てきました。ウミウシには違いありませんが、
何だか判りません。大きさは6-7mm。紅茶が、イソウミウシの仲間かなあと
思っていましたが、帰りの車の中で’本州のウミウシ’を見ながら、
ハラックサウミウシの仲間だと言いはじめました。
帰ってから、写真を見ながら、いろいろと調べてみると、
色以外はハラックサウミウシと特徴が一致。その後、今本さんのご意見を聞き、
Hallaxa cf. indecora とすることにしました。
こちらも南方系のウミウシのようです。

成果は、

アオウミウシ多数
クロシタナシウミウシX5
コノハミドリガイX2
ムカデミノウミウシ超多数
クモガタウミウシX1
ヒメメリベ多数
タツナミガイ多数
シロウミウシX2
クロスジアメフラシX5
キイロクシエラウミウシX1
イソウミウシX1
リュウモンイロウミウシX4
ハラックサウミウシ?(初)X1

計13種でした。

e0041143_16474226.jpg

ムカデミノウミウシ 60mm位

e0041143_1648814.jpg

ムカデミノウミウシ 30mm位
水深50cm位から水面に向けて撮影。水面が鏡のようになっています。
2mm~80mm位の個体が至るところで、前回に引き続き、大量に見られました。

e0041143_16521498.jpg

リュウモンイロウミウシ 30-40mm位 個体は水面ギリギリにいました。
水深30cm位から水面に向けて撮影。水面が鏡のようになっています。

e0041143_1654743.jpg

クロシタナシウミウシ 20mm位
小さな個体が多かったです。

e0041143_16552082.jpg

クロスジアメフラシ 30mm位
こちらも小さな個体が多かったです。活発に動いていました。

e0041143_16562510.jpg

コノハミドリガイ 25mm位

e0041143_16574746.jpg

ハラックサウミウシ? 7mm位
鮮やかなワイン色でした。
色以外の特徴は一致していますので、Hallaxa cf. indecora としました。

e0041143_16595685.jpg

ハラックサウミウシ? 7mm位
う~ん、お尻がキュートです^^
小ウサギみたいな輪郭ですねー。
[PR]

by sea-slug | 2007-08-25 23:33 | ウミウシ探索日記 | Comments(4)
2007年 08月 15日

++ウミウシ探索隊++神奈川県横須賀市長井 新宿

2007.8.15 ++ウミウシ探索隊++神奈川県横須賀市長井 新宿

ホームグラウンド、新宿でウミウシ探索を行いました。
お盆休みも終わりにさしかかり、道路もガラ空きでした。

潮のボトムは、小和田湾 11:58 12.7cm。
9:30頃から探索開始。若干、波があったのですが、
シュノーケリングで探すには最適なコンディションでした。

シュノーケリングでゴロタ石をひっくり返して探していると、
微生物のエサが舞い上がるのか、魚たちが寄ってきて
可愛かったです。

そろそろ嚢舌目が見られる季節かなあと思っていたら、
ヒドロ虫周辺で、5mm程のクロミドリガイを発見。
その後、浅場を奥へと進むと、ツツイシミノウミウシ(初)を発見!!
密集したミノがとても綺麗^^

シュノーケリングで撮影するのは、初めてだったのですが、
いや~、なかなか難しいです。ダイバーの写真撮影の苦労が
分りました^^

そのあたりから、大量のムカデミノウミウシが見れました。
おそらく過去最高、100個体以上はいたと思います。
そんな中、岩場の暗がりの中に、むちゃくちゃ綺麗な個体が・・・・。

おお!! これは・・・・!!
写真や本や図鑑でしか見たことのない
アデヤカミノウミウシではないか!!

いや~、目を疑いました。
本州のウミウシを見ても、分布はインド・西太平洋、
黒潮の影響を受ける海域、水深20m前後でやや稀。
まさか、浅場で出会えるとは思っていもみませんでした。

紅茶のもっとも好きなウミウシの一つで、
その喜びようは、食欲も失せる程でした。
ダイビングでなら、また会えることができるでしょうが、
浅場では、もう二度と会えないかもしれません。
連れて帰りたかったですね~。
昼食を挟みながら、存分に観察して、
後ろ髪を引かれながら、発見場所へリリースしました。

温暖化の影響で海水温度も上昇し、珊瑚の繁殖場所も北上していると聞きます。
黒潮帯の流れにも影響を及ぼし、北上しつつあるのかもしれません。
となれば、相模湾でも南方系のウミウシが増え、浅場でも
見れる確率が高くなるとも予想されます。

こうなると、まだまだ、’磯は熱い!’といった感じです。
将来、伊豆で見られるウデフリツノザヤウミウシが、三浦の浅場で
見られるかも・・・。
夢は膨らみます^^

成果は、

アオウミウシ多数
ムカデミノウミウシ超多数
クロヘリアメフラシX1
クモガタウミウシX1
ヒメメリベ多数
タツナミガイ多数
アカエラミノウミウシX1
キイロクシエラウミウシX1
リュウモンイロウミウシX2
サメジマオトメウミウシX2
クロミドリガイX1
ツツイシミノウミウシ(初)X1
アデヤカミノウミウシ(初)X1
アズキウミウシ(初)X1

計14種でした。

e0041143_21342996.jpg

アオウミウシと卵塊

e0041143_21351381.jpg

リュウモンイロウミウシ 20-25mm

e0041143_21353041.jpg

リュウモンイロウミウシ 20-25mm
このように岩壁の窪みにいることが多いです。

e0041143_2136205.jpg

サメジマオトメウミウシ 10-15mm

e0041143_21365360.jpg

アズキウミウシ(初) 10-15mm
アデヤカミノの直後、見つけました。
初ものでしたが、今回はちょっと影が薄かったかな(笑)

e0041143_2141694.jpg

ツツイシミノウミウシ(初) 15mm位

e0041143_21412423.jpg

ツツイシミノウミウシ(初) 15mm位

e0041143_21455156.jpg

アデヤカミノウミウシ(初) 20mm位

e0041143_21461781.jpg

アデヤカミノウミウシ(初) 20mm位

e0041143_21463324.jpg

アデヤカミノウミウシ(初) 20mm位
[PR]

by sea-slug | 2007-08-15 21:46 | ウミウシ探索日記 | Comments(2)